村井工機は宇宙産業ビジネスへチャレンジしています

常識にとらわれない「ものづくり」を支えるパートナーとして幅広く事業展開し続けています。
村井工機は「円陣スペースエンジニアリングチーム」に所属し、福岡生まれの宇宙ベンチャー企業【QPS研究所】の’QPS-SAR’プロジェクトに取り組んでいます。

当社のミッションは「複雑な形状・強度を保つ」というもの。その技術は、創業25年以上の精密機械加工部品の設計・製造のノウハウをもとに裏づけされ、宇宙産業分野でも評価を得ています。今後も「作れないものはない総合部品メーカー」という常識にとらわれない取り組みにチャレンジしつづけます。


円陣スペースエンジニアリングチームとは

九州に拠点を置き2005年から最先端産業の分野に関わる中小企業のチーム(NPO法人)です。現在はQPS研究所のQPS-SARプロジェクトの共同開発設計・製造で携わりながら、次世代の産業育成と有能な技術者がこの九州で宇宙開発ができる環境づくりを目指し日々活動しています。


QPS-SAR プロジェクトとは

今までにQPS-SAR1号機「イザナギ」、2号機「イザナミ」を打上げ、2021年5月にはイザナミにより70cm分解能という民間の小型SAR衛星として日本で最高精細の画像取得に成功しました。2022年10月には続く3、4号機「アマテル-I, II」を打上げましたが、ロケットの失敗により衛星は軌道投入されませんでした。しかし、2023年にはさらに複数機の打上げを予定しており、衛星コンステレーション構築に向けて進んでいます。

村井工機が携わる人工衛星の部品は

主に、人工衛星の外殻部分や衛星の挙動を制御するパーツを製造しています
ゼロベースからの挑戦で、すべて100%の成果が求められる中「より強靭に、より軽量に」を目標に、限られた時間で1000分の1ミリ単位での調整を続けています

第7回事業再構築補助金に当社が採択されました

第7回 事業再構築補助金
名称:「九州から宇宙へ」更なる高精度・高品質・高付加価値な部品提供体制の構築
2022年12月に上記の申請により当社が採択されました。
より一層、高い精度を求められる分野でも評価され、航空宇宙関連の部品づくりの担い手になることをビジョンに掲げ、技術力向上に努めていく方針です。